2010年度入社 送出技術部 制作運行
業務内容を教えてください
CUスタジオと呼ばれている副調整室で、国内外から送られてくるスポーツ中継や海外イベントの映像信号を受けて、映像のスイッチング、選手や試合スコアの情報テロップ付加、アナウンサーや同時通訳のコメント付けなどの業務を担当しています。
入社しようと思った理由
多くの人に注目されるメディアに興味があり、その中でもネオテックはNHKという大きな組織に信頼されていると思ったからです。常に緊張感があり、やりがいのある仕事が多いです。
やりがいを感じるときはどんな時ですか?
自分が関わった番組が家族や知人をはじめ、多くの人に注目された時です。生放送を行うということは情報の最前線にいるということなので、優越感と共に、伝える側という責任も感じることが出来るので、充実した気持ちになります。
今後の仕事上の目標
または夢を教えてください
オリンピックなどの国際大会で、中継現場の仕事をしたいです。
また、ネオテックの一員として、個人としてもNHKに信頼される人間になりたいです。
大相撲中継生放送
09:40
出勤
スタジオ入室前の準備
スタジオの鍵と今日の大相撲中継の業務資料を手に取りスタジオへ入室。今日のメンバーは全部で5人。
機器電源を入れメンバー全員が揃うのを待ちます。
10:00
業務
スタジオ設備の始業点検
メンバー全員が揃った所で始業前の機器点検。
万が一機器に異常があり、発見が遅れて生放送に影響が出てしまっては大変です。異常はないかチェックシートに沿って入念にチェックしていきます。
10:40
業務
中継現場との回線チェック
続いて中継現場から送られてくる信号を確認します。現場からの映像と音声が正しく到達しているか、異常はないか細かくチェックします。
11:00
業務
放送センター関連部署との回線チェック
今度は局内関係各所との信号確認へ。番組送出を行うコントロールルーム(マスター)や回線センターなど関連部署と順番に信号を確認していきます。
11:30
休憩
昼食
少し早い昼食。生放送対応ではゆっくりと昼休憩を取れませんが、メンバー全員で食事を囲みます。
12:20
業務
打合せ・リハーサル
番組の放送枠・構成 についてディレクターと打ち合わせを行います。現場を含め各所の準備が出来た所で、本番さながらのリハーサルを行います。
13:00
業務
生放送本番開始(~18:00)
生放送本番です。
大相撲中継は放送時間が長いため、4人が交代で映像卓・音声卓の持ち場に入ります。
私の出番までは業務全体を把握しながら一歩下がってスタンバイ。
14:15
業務
音声とスイッチャー業務を交互に担当
出番がやってきました。まずは音声を担当。
現場からの音声とスタジオで再生するVTR音声をコントロール。
視聴者に臨場感ある良い音を届けます。
音声のつぎはスイッチャーへ移ります。
スローVTRやスーパーを付加し、中継映像に飾りつけをしていきます。
19:00
退勤
スタジオ撤収後、業務報告
生放送を無事終え、スタジオ機器の電源を切りスタジオを施錠、上司に報告して帰路に着きます。お疲れさまでした。